Phaser 8400

Solarisから画像をバカバカとプリントしたいとのことで、プリンタ選定に関わったり。んで選んだのがコレ。
サイズはA4までですが、Adobeの純正RIPを搭載しててメモリ128MBで198,000円。
やっすー。A4までだけど。でもやっすーい。もちろん個人じゃ買えないけど(笑


DTPオペなマカーである私としては、沖の MICROLINE 5400 も捨てがたかったんだけど、ほぼ同じ値段でこっちは互換RIP、あっちは純正RIPということでPhaser 8400を選択。ごめんね沖データさん。


んで、Phaser 8400が届いたので取り急ぎテキトーに取りあえず出せる状態に持って行ったり。
要件としてはPNG画像をばんばんプリントしたいということだったので、Netpbmを使ってPostScriptに画像を変換してlpで流す事に。


プリンタ側が適宜設定するとして、まずはSolaris側では、Solaris Freeware からindividual packagesで、SFWnpbm (Netpbm), SFWgcmn (GNU common tools だったかな?) をダウンロードして準備。
その後は、

  1. SFWnpbm, SFWgcmn をpkgadd
  2. /etc/hostsにプリンタをhogeとして追加
  3. いちいち画像をnetpbmにパイプさせてPostScript変換をかけるのもあれなので、適当なコマンドを用意
  4. lpで印刷できるように設定。

な感じ。上記の適当なコマンドとは以下な感じ。

# cat printPNG
#!/bin/sh
/usr/bin/cat $1 | /opt/sfw/netpbm/bin/pngtopnm | /opt/sfw/netpbm/bin/pnmtops | /usr/bin/lp -d hoge

lpで印刷できるようには、

# lpadmin -p hoge -v /dev/null -m netstandard -o dest=hoge -T PS -I postscript
# /usr/bin/enable hoge
# /usr/sbin/accept hoge

で取りあえずは出せる状態に。これで

printPNG xxx.png

とすれば、Phaserからプリントでキターーーー状態に。
後はまぁ、vi /etc/lp/interfaces/hoge して nobanner=yes したり、lpadmin -d hoge してデフォルトプリンタにしたりしなかったり、まぁ色々と細かい事柄など。
ホントに細かい制御をしたかったら、Phaser 8400はUNIX用のプリンタドライバというかユーティリティというかが用意されているのでそちらを使う。
か、CUPSでも入れるか、かなぁ。


ま、取りあえず出せたっつーことで。
取りあえず出れば良いみたいだし(笑